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7月7日(金) |
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豊田市のとある公園。
早朝、西川さんは出勤前に自主トレーニングをしていたのです。
レースは過酷です。
レーシングマシーンの車内温度は50〜60度、
そこで耐火服を着て
極限状態で走り続けなければなりません。
走り終わってコックピットに入った瞬間に
意識を失ってしまったり、
走行中、吐いてしまうこともあるそうです。
アクセルを強くいれると
脳が後ろにガクッと下がるのがわかる、とも…。
だからこそ、24時間耐久は
強靭な肉体が必要なのです。
早朝のメニューは
ストレッチやウォーキング、ジョギングなどの軽いものでしたが、
西川さんの歩くペースは本当に早くて
ついていくだけで息がきれてしまう程でした。
それでも、陽の光は本当に気持ちよかったですよ。
この早朝トレーニングが
元気の素なのかもしれませんね。
「本当はもっとトレーニングしたいんですけれども、
レースに出るには、お金もかかるので
仕事しなくちゃいけませんからね」
さらりとおっしゃっていましたが、
決して恵まれた環境ではないのです。


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