中京テレビグループはSDGs活動の一環として、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを進めています。その具体的なアクションのひとつとして、地域の森の保全活動を行うことを決めました。選んだのは、愛知県瀬戸市にある海上の森の一角。
去年11月、名古屋大学や愛知県と連携して、まずはこのエリアの詳細を知る調査をスタートしました。どんな木が生えているのか?樹齢は?樹高は?密集状況は?
この日はまず「プロット調査」を実施。プロット調査とは、一定の範囲内での森の状態を詳細に調べ、その森全体の傾向を推定する方法です。今回はエリア内の9カ所でそれぞれ約100㎡の調査範囲を設定し、そこに生えている木の樹種を記録し、メジャーで太さを測り、レーザー距離計で樹高を測定しました。
この調査は、各プロットで中心木を選び、そこを支店に計測棒(釣り竿のような長い棒)を人力で一周させて円を描きその中の立木を計測、時には図鑑も開きながら樹種を特定していくといった地道な作業ですが、専門家がどのような作業をして森を見るのかというのを知ることができました。
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